接木に関するetcをヤワなハートにタイトなジーンズでねじ込み私という戦うbodyからお伝えするお話

接木について思う事在りにけり

上記写真は私が交配し実生した苗を顔が見たくて実生接ぎした物です。

過去の経験とこの接木を育てた事から思う主観について話してみたくなり筆を取りました。

勿論主観なので読み手によっては納得いかない部分もあると思いますがあくまで一つの意見として捉えてくれればと思います。

まずよく言われる成長は早いのか?というお話。

個人的には早いとは思えません。

完成球をゴールと考えた時に接木も実生苗も到達スピードはさほど差が無い様に感じます。

ですが花をゴールとした時は圧倒的に接木が早いです。

ですので固定化や新たな物を作り出そうとした時に接木は有利だといえます。

次に接木は丈夫なのか?という話ですが

これは丈夫だという事で間違いありません。

ですが管理をしっかりしないと穂木の成長を止める事になります。

台木の大半は大飯食らいで肥料が切れると成長が止まります。

顕著に穂木に影響を与えるのでズボラな僕には鬼門であったりします。

あと接木から採った種と実生苗から採った種においても違いが見られます。

品種が微妙に違いますが共に兜丸の種で上が接木から採った種、下が実生から採った種となります。もっと寄って見ましょう。

接木の種は実がしっかり入っているように見えます。また外殻も艶があり健康そうな種という印象を受けます。

実生の種は実の入りが薄く、外殻に艶もなく弱そうに見えます。

※比較の上での話で下の種でも僕は健康的で発芽する種だと思ってます。

また接木苗の1果あたりの種子量は実生苗のそれより多いと思います。

こういった差があるので僕は雰囲気を大事にして苗を作りたい時は実生苗どうしから種を取りますし

選抜したいので分母の数が多ければ多いほど良い時は接木を使って種子を大量に作ります。

自分の中の接木の位置付けはそのうような感じです。

もしくは大事な苗が腐ってしまった時の延命措置、上記の亀甲ヘキランの様に顔が早く見たい試し接ぎ等も行います。

単純にまとめると技の一つとして習得はしているので臨機応変に必要な時に行うのがさんたまスタイルです。

どうでしたか?皆様のやわなハートが痺れるお話をタイトなジーンズにねじ込む私という戦うbodyからお送りすることはできましたでしょうか?ではまた気が向きましたら執筆致しますのでそれまでさようなら。

さんたま園

つれづれなるまゝに、日くらし サボテンにむかひて 心に移りゆくよしなし事を そこはかとなく書きつくれば あやしうこそものぐるほしけれ

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